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アジア・カップ総括

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アジア・カップ総括。うーん、消化不良というか、徒労感だけが残った気がする。目指す方向は見えたにせよ。
とはいえ、チームの完成度が低いのは、前回大会から3年しか経っていないから、というのが一番でしょう。オリンピックなどに重ねないため、というAFCの意向で移行措置で一年前倒しになったことで、トルシエジーコも就任から二年の猶予をもらえたのに、オシムはたった一年。それでどうしろというのか、というのはわからないでもない。

また、どのチームと比べても、疲労感が最後まで目立ったのは、一つは大会直前までJリーグの試合を組んでいたからであり、にもかかわらず、ほぼ同じメンバーで長い時間戦ったから。あくまでもきれいに行き過ぎているきらいがあったが、こういう戦い方はオシムが北国の人間であることも関係しているのだろう。試合後のインタビューでも、暑さのため、目指すエレガントなサッカーができなかった、という台詞を聞いた。アジア・カップは結果を求めたい、とあえて言っていたオシムにしては、そこも考えていて然るべきなんじゃないか、とは思ったが。

とまれ、日本人にとって一年前のオーストラリア戦で折れた心を取り戻すことも必要なのではないか、と述べていたオシムからすると、オーストラリア戦でPKにまでもつれ込んでしまった時点から、純粋な勝負に徹し切れなかったような気もする。
選手たちもそうだろう。オーストラリアに勝ったことで、油断があったかもしれない、と川口は言っていたが、正確には、オーストラリアにPKまでいってしか勝てなかったことで、心が切れてしまっていた。
それにしても、オシムにはもう少し選手起用で冒険をして欲しかったと思う。韓国戦を前に、メンバーを入れ替える、と言っていたにも関わらず、結局は巻の代わりに山岸を入れたのみ。結局、疲労感の取れないメンバーで、組み立てまでは、いくんだけれど・・・、の展開の繰り返しに終始。

もともと、替えづらい人選ではあったのかもしれないが。左サイドをできる人間がちょっとね。せめて太田の代わりに、家永か本田をいれておいても面白かったかな。ムードメーカーの幡戸も闘莉王も怪我、まあ言い出したら切り無い。

いずれにせよ、大会前から、日本サッカー協会が結果よりプロセス重視、と言った通りの大会になった。つまり、もともとコンフェデは狙っていなかった。けれども、次回のシード権まで失う結果になるとは、思ってなかったんじゃないかなぁ。

あと、オシムはあまり大事な大会での勝負運がない人だということも分かった。まあ、そういえば旧ユーゴでもワールド・カップ、ベスト16どまりだったな。

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